2022-08-03

聞いたことあるけど見たことはない名作映画に触れてみようと、『メン・イン・ブラック』『ノッティングヒルの恋人』を観た。

MIB、昔ながらのCGが好きだと思った。しかし上映当時は最先端の技術だったことを忘れてはいけない。現在の最新技術もおそらく十数年後には「昔ながら」になるのだ。「昔ながら」が好きなら最新のものにも目を向けるべきだと思い直した。

そしてノッティングヒルの恋人、起承転結の転までは面白い映画。気立てのいいイケメンが美人に振り回されて傷心する健気なようすを思う存分見られてうれしい。ブログに書けるように幾層ものオブラートに包んで言うと、ウィリアム(ヒュー・グラント)とアナ(ジュリア・ロバーツ)が最終的に破局していた方が個人的には好みだった。アナは恋多き女だったのだから。これ以上は書けない笑。でもなんやかんや恋愛映画は好きだ。共用の庭を歩くシーンでアナが着ていた、ジャケットだかジャンパーだかわからないが柄物の(たぶん花柄の)上着が細身のジーンズと似合っていてとても素敵だった。

 

実家のリビングの模様替えをするならどんなのがいいか妄想していた。建具やTVラックが木製、吹き抜け部分に立派な梁も見えるから、部屋は木のインテリアで統一したい。そうすると、今は東西に2つある窓の両方にクリーム色のカーテンを掛けているが、これをウッドブラインドにするのはどうか。ほこりが溜まって掃除が面倒ならバーチカル(縦型)にする手もある。そういえば近所に住む友人の家のリビングもウッドブラインドだったな。

ここで急に思い出した。小さいころにその友人宅のウッドブラインドを破壊したことがあった。たしか操作コードをひっぱりすぎて切れてしまったとかそんなことだったと思う。友人のお母さんに素直に謝ればよかったものを、一言目に「(自分の)おかあさんには言わないで」と口走ったために余計に叱られた記憶がある。当たり前だ。叱られているときの光景があまりに鮮明に浮かぶので、後から捏造した記憶ではないかという気さえする。あるいはそれだけ幼心に強烈な印象を与える出来事だったということかもしれない。