2022-06-22

朝10時半にバイトが終わり、1時間半かけて帰宅。一息ついたところで犬がオムツから漏れるほど多量のオシッコを出して、家族全員で片付ける。犬のからだがオシッコで濡れたのでタオルで清拭(せいしき)する。毛深い動物は汚れを落とすのも一苦労だ。人間は汚れを落としやすくするために体毛が薄く全身ズルムケの体に進化したのではないかと思う。

お昼を食べたあと、どっと疲れて寝た。昨日は5時間弱は眠れたから寝不足というほどでもないのに。しかし昔は5時間睡眠と聞くと全然寝てへんやんとびっくりしていたのだから、感覚が麻痺しているかもしれない。毎日8時間ぐっすり眠る生活を希求する一方で、少しくらい眠れなくても平気で過ごしたい。どちらも本心だ。ダブルスタンダードや二枚舌と言うと否定的な印象が強いが、心とはそういうもの。

高校生の頃それなりに優等生だったが、一度だけ寝坊で遅刻して反省文を書かされたことがあった。担任の先生に夜ふかししたん?と聞かれて夜中の2時まで勉強してたから朝起きれませんでしたと答えたら何かを諦めたような顔をしていた。「2時に寝たくらいで朝寝坊するのかよ」と、高校生の眩しいくらい健康的な生活リズムに絶句している表情だった気がする。それにしても寝坊で遅刻したくらいで反省文を書かされるなんてとんでもない管理社会で暮らしていたものだ。高校生に戻りたいと全く思わない。大人になって自分で自分の生活を決められる方が断然楽しい。